皆様こんにちは。目黒通りの家具店brunch+oneです。
brunch+one本日も元気にオープンしております。
外は寒いですが、お近くにお越しの際にはお立ち寄りくださいませ。
さて、本日ですが当店での取り扱いの多い樹種、ブラックチェリーについて
少し御紹介しようと思います。
ブラックチェリーは世界的に人気が高く、加工性や安定性が優れていることから古くから高級家具材として利用されてきました。
主に北米の北東部に生育する樹で、「アメリカンブラックチェリー」とも呼ばれます。
導管の並びが不規則な「散孔材」であり、木目は比較的おとなしく、緻密な木肌を持ち、表面の仕上がりは艶やかでなめらかな肌触りとなります。
気候や地盤の揺れなどに敏感で、生長過程での縮みなどが「さざなみ紋(リップルマーク)」と呼ばれる光沢があり、美しい特徴的な木目として現れることがあります。
また樹液を多く含んでおり、「ガムスポット」と呼ばれる黒い斑点が表れるのも大きな特徴です。
ブラックチェリーは経年変化も大きく、初めは白に近い淡い紅褐色のものが、時間の経過につれ赤みがかった濃い紅褐色となり、艶も増して独特な風合いとなります。
この使い込むほどに風合いを増し、高級感の出る変化の仕方が多くの人を魅了し、愛され続けている理由のひとつとなっています。

こちらは当店で最も古く赤みの増したブラックチェリー材のシェルフです。
まだまだお話したいところですが、今日はこの辺で!
皆様のご来店心よりお待ちしております!