皆様こんにちは。目黒通りの家具店brunch+oneです。
本日も寒い中、沢山のお客様に御来店頂いております。
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ぜひ、ご来店くださいませ。
さて、本日はメープル材についてお話しいたします。
メープルはムクロジ目、カエデ科、カエデ属に分類されていて、つまり日本で言う楓にあたります。
アジア、ヨーロッパ、アメリカと原産地は世界各国に渡り、世界的に繁栄している樹種といえます。
北米を代表するメープルとしてはサトウカエデが挙げられます。
こちらの樹高は最大30~40mとなり、葉も日本の楓と比べるとかなり大きめになります。
このサトウカエデは名前から察する事も出来ますが、あのメープルシロップの原料が取れる木なのです。
メープルの代表的な産地であるカナダの国旗には楓の葉のデザインが採用されています。
木材としてのメープルは大きく分けると、ハードメープルとソフトメープルに分けられます。
これは日本と北米での違いといったシンプルなものではなく、メープルの種類それぞれで変わってきます。
ソフトメープルはハードメープルに比べ平均として約25%柔らかいようです。この木の堅さの違いによって材としての向き不向きが出てきます。
サトウカエデはハードメープルに分類され、衝撃に強いので、ボウリングのレーンやピンにも使われています。
一方ソフトメープルは加工しやすい性質を持っているので合板やパレットに使われます。
では家具は?と言いますと、やはりハードメープルが割合としては多いです。
木目の中で特に装飾として美しく、特徴的なものを杢と言いますが、
ハードメープルの場合、鳥眼杢(ちょうがんもく)、バーズアイと呼ばれる杢が入る事があります。
どういったメカニズムでこの杢が入るのかは、あまり解明されていないようです。。。
それでは今日はこの辺で!
明日もご来店お待ちしております!
