皆様こんにちは。
目黒通りの家具店brunch+oneです。
今日も変わらず暑いですね。洗濯物が良く乾きそうです!
そんな中でもbrunch+oneは元気にオープンしております。
目黒通りにお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいませ。
お待ちしております。
さて、店舗の2Fをリニューアルオープンしてレザーソファを
展示させて頂いております。
ですので本日はレザーについて少しお話いたします。
ヌメ革・オイルレザーとは?
一般的な革に対して、ヌメ革・オイルレザーはどのような違いがあるのか、ご説明します!
ヌメ革とは
タンニンなめしを施しただけの、無塗装の革の事です。
革の中でも一番ナチュラルな状態の革なので、動物がもともと持っていたシワ等がそのまま模様として表れる場合もあります。その為、自然な状態のままの色味や触り心地を楽しんで頂く事が出来ます。
革中のタンニン成分が酸化し、革自体が淡褐色に近づきます。また、使い込むうちに皮脂や汚れが染み込み風合いが変化していきます。
革本来の風合いを楽しめる分、表面のキズや虫さされの痕がない状態の物を選定して使用しており、100枚の内2枚ぐらいの割合でしか、ヌメ革用に選ばれません。
その為、一般的な革よりも高価となります。
オイルレザーとは
タンニンなめしを施す際にオイルを染み込ませて革をよりしなやかにし、耐久性を増した革の事です。
オイルを染み込ませているので、しっとりとした触り心地に艶やかな上品な光沢があります。
使い込むうちに染料の色が褪せ、更にヌメ革同様革中にタンニン成分が酸化し革自体が淡褐色 に近づきます。また、表面がワックスで保護されているので、簡単なお手入れでも平気です。 撥水性に優れている為、多少の水分はオイルがはじいてくれます。
ヌメ革同様キズ等が無い状態の物を選定をしておりますが、なめす過程の際、オイルを染み込ませて 染色して行くといった手間暇が更に掛かる為、一般的な革やヌメ革より高価となります。
タンニンなめしとは
植物から抽出した渋(タンニン)を革のたんぱく質に結合させてなめす方法です。
伸縮が小さく、型崩れしにくいのが特徴です。
タンニン液層に1ヶ月程度浸し30余りの工程がある為、広大な時間と設備が必要となってきます。
更にこのなめす工程の中で革に多量のオイルを含ませるとオイルレザーとなります。
つまり、ヌメ革、オイルレザーとは数が少なくとても貴重な革なのです!
現在、それらの革で展示している商品も多数ご用意しております。
是非ご来店の上お確かめ下さいませ。